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ソーシャルメディアに対する消費者の利用状況、利用意向調査 その1単純集計編
最近注目を集めるテーマについて、Yano ICTが独自に実施したWEBアンケート調査結果をご紹介いたします。
今回はユーザーが情報を発信し、形成していくメディアであり、Twitterが大変な盛り上がりを見せている「ソーシャルメディア」に関する調査結果です。

- 調査方法矢野経済研究所 提携先WEBアンケートモニター登録者へのWebアンケート調査
- 調査時期2010年5月26日~5月27日
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調査対象
東京在住の男女353名
(うち男性:173名/女性:180名)
主なソーシャルメディアに関して、現在の利用状況について集計した結果が、以下の図である。
自らが情報の発信を行っているメディアとしては、ブログが最も多くなった。全体の2割弱の人がブログで情報を発信していることが明らかとなった。次いで多かったのはSNSで、約1割の人が書き込みも含め、利用している状況である。Twitterに関しても、1割には届かなかったが、9%の人が発信側として利用している。
一方、閲覧のみという人は、動画共有サイトが最も多く、45%の人が日常的に閲覧している結果となった。次いで多かったのはブログであり、書き込みはしないが、閲覧のみを行う人が約35%となっている。
発信側、閲覧側両方をあわせると、最も利用が多いのはブログ、次いで動画共有サイトとなり、いずれも半数前後の人で利用があるという結果となった。ただし、動画サイトに関しては、その殆どは閲覧のみであるという結果であった。
逆に利用したことがないサービスとしては、Twitter、ケータイのゲームの順で多くなった。
Twitterに関しては、「つぶやいて」いる人より、見ているだけの人のほうが若干多い結果となった。
こうしたソーシャルメディアを利用するために、どのような時間を削減しているのか、という設問に対する集計結果は以下の通りである。
最も多かったのは他の余暇時間であり、約6割のユーザーは、他の余暇時間を削減してソーシャルメディアを利用している。
次いで多かったのは、移動中など、これまで何もしていなかった時間を活用している人で、全体の2割強の人が該当した。
約7%の人は、睡眠時間を削減してまで利用していると回答している。
ソーシャルメディアはコミュニケーションの手段であるといわれるが、従来のコミュニケーションの時間を当てていると思われる人は、1.6%と非常に少数派であった。
こうしたソーシャルメディアを利用するために、削減している余暇の中身を聞いた結果が以下の図である。
最も削減の対象となっているのは、TVの視聴であり、4割弱の人がソーシャルメディアのために、TVの時間を削っているという結果になった。次いで、読書や雑誌となっており、両方で7割近くに達している。既存型の一方通行タイプのメディアの利用が、ソーシャルメディアに流れていることが推察される。
その他の余暇に関しては、どれも同じような値となった。ゲームや他のネットコンテンツから移行している人は、いずれも1割に届かず、意外に多くなかった印象である。
また、勉強や自己啓発を犠牲にしている人も同様程度に存在しており、生産的な時間を削減してソーシャルメディアで得ているものが何なのか気になるところであるが、それが次の設問である。
ソーシャルメディアで最も得ていると考えるものを、以下の選択肢の中からひとつだけ選択させたところ、以下のような結果となった。
最も多かったのは知識や情報という回答であった。多くのユーザーは単なる暇つぶしではなく、情報を獲得するために、ソーシャルメディアを利用しているようだ。前設問で勉強や自己啓発を利用してソーシャルメディアを利用しているという人は、これらの中に含まれているのではないかと想像される。
一方で、リラックスした気分や、空き時間の穴埋めなどで利用している人たちが、それぞれ同じ程度に多く、これらの人は、むしろレジャーとして楽しんでいると推測される。
同じソーシャルメディアの利用でも、「情報収集派」と「ホビー派」が、ちょうど半分ずつ存在しているという印象であると言えよう。
各ソーシャルメディアの今後の利用意向は、以下の通りとなっている。
最も利用意向が強いのは、動画共有サイトとなった。しかし、それでも、増加すると回答している人はわずか17%であり、それほど多くの人が活用に積極的な方針であるとは言いがたい状況である。
また、今大きな話題となっているTwitterにおいても、今後増えると考えている人は16%程度に留まり、意外に多くない結果と言えそうだ。
逆に、ブログやケータイゲームでは、むしろ減少すると考える人が多くなっていることが分かる。
また、動画サイトを除いて、半数程度の人は現在も今後も利用しないと回答しており、上記の結果を勘案しても、普及すべき人には既におおよそ普及していると考えることも出来そうだ。
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