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FX(外国為替証拠金取引)レバレッジ規制に対する投資家2,665名の声【第1回】
政府は現在、投資家保護を目的として、FX(外国為替証拠金取引)業者に対する新たな法規制強化を検討している。2009年5月に明らかにされたその規制内容は、「顧客資産の信託保全」「ロスカットルールの導入」等といったものであった。
さらに政府は、投資家がFX(外国為替証拠金取引)取引を行なう際に掛ける証拠金倍率(レバレッジ)に対しても、上限25倍程度といった規制導入を検討している。
果たして、こうしたFX(外国為替証拠金取引)レバレッジ規制の基準は、現状の投資家の投資実態に合致しているのだろうか? また、FX投資家は実際のところ、いかなる反応を示しているのだろうか-矢野経済研究所では今回、FX投資家2,665名を対象として「レバレッジ規制への意識調査」を実施した。以下、その結果を計4回にわたって報告する。
「レバレッジ規制に対するFX(外国為替証拠金取引)投資家2,665名の声【第1回】」 小見出し一覧
- FX投資家アンケート(1)-レバレッジ規制への反応
- FX投資家アンケート(2)-レバレッジが20~30倍に規制された場合の反応
- FX投資家アンケート(3)-レバレッジが20~30倍に規制された場合の投資行動
- 関連リンク
FX投資家アンケート(1)-レバレッジ規制への反応
- 規制に「反対」、「なんともいえない」と回答したFX投資家2,496名のうち、その理由について92.1%が「投資家の自由裁量」、次いで56.2%が「行政が決めるべきことではない」が多い。
- 「レバレッジが高ければ都合がよい」と考えているFX投資家は、わずか6.7%と低い。
FX投資家アンケート(2)-レバレッジが20~30倍に規制された場合の反応
- 図1の回答者2,665名のうち、レバレッジに規制を加えることに賛成としたFX投資家は6.3%いたが、20~30倍への規制に賛成すると回答したFX投資家はわずか2.7%である。
- 90.5%のFX投資家が、レバレッジ20~30倍に対して反対。
- 性別、年代、取引歴別に分析しても反対が圧倒的に多い。
- 通常取引しているレバレッジ別に集計すると、普段から「20~30倍程度」でメイン取引しているFX投資家でも反対が8割超。40倍以上で取引しているFX投資家では、9割超が反対。
- レバレッジ規制に賛成するFX投資家(169名)のうち、20~30倍に規制されることに反対とするFX投資家は48.5%。
FX投資家アンケート(3)-レバレッジが20~30倍に規制された場合の投資行動
- レバレッジが20~30倍に規制された場合、FX(外国為替証拠金取引)投資をやめると表明したFX投資家は21.7%にも上る。
- 「特にこれまでとかわらず取引する」FX投資家は25.1%だが、「トレードスタイルの見直し」や「投資コストの低い会社や企業信頼度の高い会社等への移行を検討する」FX投資家は合わせて5割近く存在。
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調査対象 現在投資を行っている全国の20代から60代以上の男女で、投資歴は半年未満から5年以上の外国為替証拠金取引(FX(外国為替証拠金取引))投資家 *詳細は、第3回に掲載する「表1」を参照
調査期間 2009年5月1日~18日
調査方法 FOREX PRESS(FX(外国為替証拠金取引)専門サイト)及びFX(外国為替証拠金取引)企業サイトを通じ、インターネットによるアンケート調査(有効回答数:2,665名)
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