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EC(電子商取引)サイトの集客・販促実態に関する調査結果 2010
「EC(電子商取引)サイトの集客・販促実態に関する調査結果 2010」小見出し一覧
- EC(電子商取引)サイトの売上拡大施策は「サイトへの集客」から「サイト内での施策」へ
- 今後はLPOやEFOなど「サイト内での施策」に関する効果検証に注力する企業が増加
- 「サイト内での施策」が重視される背景には、インターネット広告の費用対効果の低下が
- 参考:このレポートに掲載されている主なデータ一覧
- 関連リンク
EC(電子商取引)の売上拡大施策は「サイトへの集客」から「サイト内での施策」へ
売上拡大のための施策を「サイトへの集客」、「サイト内での施策」、「既存顧客に対する施策」の3つに分類した場合、現状最も重視されている施策は「サイトへの集客」となっており全体の37.1%を占めた。これに「サイト内での施策」33.0%、「既存顧客に対する施策」29.9%と続く。
3年前に重視していた売上拡大のための施策という設問では、「サイトへの集客」が最も多く70.2%を占めており、これに「既存顧客に対する施策」17.0%、「サイト内での施策」12.8%と続いた。
現状と3年前に重視していた施策を比較した場合、顕著な変化が見られた。
「サイト内での施策」を重視する企業の比率が20.2ポイント増加し、「既存顧客に対する施策」を重視する企業の比率が12.9ポイント増加。その一方で、「サイトへの集客」を重視する企業の比率が33.1ポイント減少した。
つまり、多くのEC(電子商取引)サイト展開企業において、以前は「とにかくサイトへ来てもらうこと」が強く意識されていたものが、現在では「サイト訪問者にとにかく買ってもらうこと」に意識が移り変わりつつあると考える。
今後はLPOやEFOなど「サイト内での施策」に関する効果検証に注力する企業が増加
効果検証の内容を「集客に関するもの」と「サイト内の施策に関するもの」の2つに分類し、現在までと今後の意向を比較した。「LPO」が16.9ポイントと最も増加する傾向にあり、これに「EFO」が13.9ポイント、「レコメンド」が9.9ポイント、「コンテンツ」が6.0ポイントであった。
「集客に関する効果検証」と比較した場合、概ね「サイト内での施策」に関する効果検証の比率の方が顕著に多い傾向にある。
つまり、今後は引き続き「集客に関する効果検証」に注力されるとともに、「サイト内での施策に関する効果検証」の強化を図る企業が増加するものと推測する。
矢野経済研究所推計
注:集計対象はECサイト展開企業101社、複数回答
矢野経済研究所推計
注:集計対象はECサイト展開企業101社、複数回答
矢野経済研究所推計
注:図表5は図表3,4を基に作成
「サイト内での施策」が重視される背景には、インターネット広告の費用対効果の低下が
この様に「サイト内での施策」が重視される要因のひとつとして、インターネット広告の費用対効果の低下が挙げられる。
近年競合サイトの増加を背景にインターネット広告の広告単価が上昇するケースが多く、インターネット広告の費用対効果の低下を訴える企業が見られる。
そのため、LPOを実施しサイトの離脱率を低下させるなど「サイト内での施策」に注力することによりCVRを向上させる取組を重視する企業が増加している。
参考:このレポートに掲載されている主なデータ一覧
- サイト内施策に注力される流れ
- サイト集客の今後の方向性
- 課題より導き出される今後の方向性
- 調査対象企業一覧
- サイトの対象機器
- 取扱商材の業種
- 単純集計:新規顧客の集客方策比率(2010年/2009年実施)
- クロス集計:現在実施の集客方法×売上の増減
- クロス集計:現在実施の集客方法×利益率の増減
- 単純集計:今後注力する予定の集客方法(2010年/2009年実施)
- 今後注力する集客方法の選択理由
- 単純集計:直近のインターネット広告費の増減
- 単純集計:広告費増加分/減少分の投入先
- クロス集計:直近の売上/利益率の増減×直近のネット広告費の増減
- 単純集計:インターネット広告費の今後の増減予定
- 単純集計:広告費増加予定分/減少予定分の投入予定先
- クロス集計:今後の広告費の増減予定×直近の売上/利益率の増減
- 単純集計:(現在まで/今後)最も重視する施策
- クロス集計:現在実施している売上拡大の重要施策×売上/利益率の増減
- 単純集計:注力する売上拡大の重要施策の詳細(現在まで/今後)
- クロス集計:今まで注力してきた売上拡大の重要施策の詳細×直近の売上/利益率の増減
- クロス集計:今後注力を予定している売上拡大の重要施策の詳細×売上/利益率の増減
- 単純集計:注力の効果検証内容(今まで/今後)
- クロス集計:注力の効果検証内容×売上/利益率の増減(今まで/今後)
- 単純集計:注力の効果検証ツール(今まで/今後)
- 単純集計:直近1年間の売上/利益率の増減
- クロス集計:直近1年間の売上/利益率の増減×業種
…ほか
関連リンク
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調査対象ECサイト展開企業(対象業種:総合、食品、衣料・アクセサリ、化粧品・美容、家具・インテリア・雑貨、健康・ダイエット・医薬品、家電・AV・カメラ・PC・周辺機器、書籍、DVD・CD・玩具、その他)101社
調査期間2010年6月~7月
調査方法当社専門研究員による電話アンケート調査および対面面接取材を併用
※LPO(Landing Page Optimization)とは:サイトに最初に訪問するページ(ランディングページ)を最適化する手法で、サイト訪問者の訪問目的等に合致するコンテンツや商品をランディングページに設置し、サイト訪問者 のサイト離脱率を軽減させる手法を指す。
※EFO(Entry Form Optimization)とは:サイトの入力フォームを最適化する手法のことで、入力時の入力者の負担を軽減し入力者のサイト離脱率を軽減させる手法を指す。
※レコメンドとは:サイト内でサイト訪問者が閲覧している商品と関連する商品や、過去の閲覧履歴や購入履歴よりサイト閲覧者の嗜好に合った商品を提示する手法を指す。
※CVR(Conversion Rate)とは:商品の購入率や資料請求申し込み率など、サイト訪問者のうち取引に至る比率を指す。
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