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PLM(プロダクト・ライフサイクル・マネジメント)市場に関する調査結果 2010

10/05/25
一転減少も2010年以降は回復、成長軌道へ。エンタープライズPLMやクラウドコンピューティングが今後のカギ。

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「PLM(プロダクト・ライフサイクル・マネジメント)市場に関する調査結果 2010」 小見出し一覧

PLM(プロダクト・ライフサイクル・マネジメント)2009年の市場概況

【世界市場】前年比10%減となる約8,100百万USドル
2009年における全世界のPLM(プロダクト・ライフサイクル・マネジメント)の市場規模は、約8,100百万USドルであった。これは、2008年(約9,000百万USドル)に対し、約10%減という結果であった。
リーマンショックを契機とする経済環境の悪化は、米国大手自動車メーカーの相次ぐ経営破綻を招くなど製造業に影響を与え、設備投資は一気に冷え込んだ。設備投資の減少はPLM(プロダクト・ライフサイクル・マネジメント)市場にも如実に影響し、PLM(プロダクト・ライフサイクル・マネジメント)市場はこれまで好調な成長を続けてきたものの、今期は一転して減少となった。

【日本市場】前年比約12%減となる約1,603億円
2009年におけるPLM(プロダクト・ライフサイクル・マネジメント)市場規模は、約1,603億円であった。これは、2008年(約1,811億円)に対し、約12%減であった。
米国および欧州の経済がマイナス成長に陥るなか、日本国内においても、輸出型産業を中心に、企業の業績が悪化した。その結果として、設備投資が急速に冷え込み、2008年の夏以降、日本国内のPLM(プロダクト・ライフサイクル・マネジメント)システムメーカー各社の売上は、一気に停滞した。

【図表】PLM(プロダクト・ライフサイクル・マネジメント)関連売上高の予測 (全世界/メーカー出荷ベース/2007-2013予測)
PLM関連売上高の予測(全世界/メーカー出荷ベース/2007-2013予測)

矢野経済研究所推計
注1:各国企業の決算期をベースとして算出した
注2:メーカー出荷金額ベース
注3:予測は予測値

【図表】PLM(プロダクト・ライフサイクル・マネジメント)関連売上高の予測 (日本国内/メーカー出荷ベース/2007-2013予測)
PLM関連売上高の予測(日本国内/メーカー出荷ベース/2007-2013予測)

矢野経済研究所推計
注1:メーカー出荷金額ベース
注2:予測は予測値


 

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PLM(プロダクト・ライフサイクル・マネジメント)の将来予測

【世界市場】2010年は前年比2.5%成長にとどまる見通し
世界経済は緩やかに回復するものの、設備投資の回復には依然として時間がかかり、最終的に2010年のPLM(プロダクト・ライフサイクル・マネジメント)市場は、前年比2.5%程度の成長にとどまるものと予測する。
2010年の世界経済は、中国とインドは好調に推移、米国は緩やかな回復基調にのるものと予測し、日本と欧州は、下げ止まるものの、低調に推移すると見込む。
全世界的にPLM(プロダクト・ライフサイクル・マネジメント)市場が回復し、2008年水準を取り戻すのは、2011年以降になるものと予測する。その時点で、世界経済が本格的に回復し、その結果設備投資も復活するものとみる。ただし、資源価格(原油、鉄、レアメタルなど)の高騰が、製造業の業績を圧迫し、回復に微妙に影響する可能性もある。

【日本市場】世界市場よりも低い2.0%成長と予測、2011年から本格回復へ
日本国内のPLM(プロダクト・ライフサイクル・マネジメント)市場も、今後、ゆるやかに回復していくものと予測する。しかし、2010年のPLM(プロダクト・ライフサイクル・マネジメント)市場は前年比2.0%程度と、全世界よりも低い成長にとどまるものと予測する。
そのため、2008年の水準にまで回復するのは、2012年以降になるものとみる。国内は失業率が高い水準で推移し、民間消費支出は相変わらず低迷しており、内需に対する期待感が乏しい。しかし、製造業全体では、中国や米国の好調さに牽引され、輸出型産業の業績が回復することにより、PLM(プロダクト・ライフサイクル・マネジメント)市場への投資意欲も高まってくると考える。ただし、雇用情勢の一層の悪化、海外景気の下振れ、為替市場の動向などが回復に悪影響を及ぼす可能性がある。

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PLM(プロダクト・ライフサイクル・マネジメント)の注目すべき動向

 

【図表】用語の解説
用語の解説

矢野経済研究所作成

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参考:このレポートに掲載されている主なデータ一覧

  • PLM関連売上高予測(日本国内/2007-2013予測)
  • 地域別売上高予測(全世界/2007-2013予測)
  • アプリケーション別売上高予測(全世界/2007-2013予測)
  • PLM関連売上高予測(日本国内/2007-2013予測)
  • アプリケーション別売上高予測(日本国内/2007-2013予測)
  • 業種別売上高予測(日本国内/メーカー出荷ベース/2007-2013予測)
  • 年商別売上高予測(日本国内/メーカー出荷ベース/2007-2013予測)
  • パッケージライセンス、サービス別売上高予測(日本国内/メーカー出荷ベース/2007-2013予測)
  • PLMの出荷状況(全世界)
  • PLM売上高推移(全世界)
  • PLM売上高シェア(全世界)
  • 地域別売上高の推移
  • アプリケーション別売上高の推移(全世界)
  • PLMの出荷状況(日本国内)
  • PLM売上高推移(日本国内)
  • PLM売上高シェア(日本国内)
  • アプリケーション別売上高推移(日本国内)
  • 業種別売上高の推移(日本国内)
  • 顧客企業年商別売上高の推移(日本国内)
  • パッケージライセンス、サービス別売上高の推移(日本国内)

…ほか

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調査要綱

調査対象  PLMソリューションベンダ 16社
調査期間  2010年2月~5月
調査方法  当社専門研究員による直接面談、電話・e-mailによるヒアリングを併用

※PLM(プロダクト・ライフサイクル・マネジメント)とは:開発・生産からメインテナンス、あるいはリサイクルにいたるまでの、製品のライフサイクル全般にわたり管理しようという概念。本調査では、それを実現するためのツールとして、CAD/CAM/CAE、PDM(Product Data Management)、デジタル・ファクトリー、ERP(Enterprise Resource Planning)系の各ツールがあるととらえている。

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