- Yano ICTトップページ
- レポートサマリー
- PLM(プロダクト・ライフサイクル・マネジメント)市場に関する調査結果 2010

PLM(プロダクト・ライフサイクル・マネジメント)市場に関する調査結果 2010
「PLM(プロダクト・ライフサイクル・マネジメント)市場に関する調査結果 2010」 小見出し一覧
- PLM(プロダクト・ライフサイクル・マネジメント)2009年の市場概況
- PLM(プロダクト・ライフサイクル・マネジメント)の将来予測
- PLM(プロダクト・ライフサイクル・マネジメント)の注目すべき動向
- 用語の解説
- 参考:このレポートに掲載されている主なデータ一覧
- 関連リンク
PLM(プロダクト・ライフサイクル・マネジメント)2009年の市場概況
【世界市場】前年比10%減となる約8,100百万USドル
2009年における全世界のPLM(プロダクト・ライフサイクル・マネジメント)の市場規模は、約8,100百万USドルであった。これは、2008年(約9,000百万USドル)に対し、約10%減という結果であった。
リーマンショックを契機とする経済環境の悪化は、米国大手自動車メーカーの相次ぐ経営破綻を招くなど製造業に影響を与え、設備投資は一気に冷え込んだ。設備投資の減少はPLM(プロダクト・ライフサイクル・マネジメント)市場にも如実に影響し、PLM(プロダクト・ライフサイクル・マネジメント)市場はこれまで好調な成長を続けてきたものの、今期は一転して減少となった。
【日本市場】前年比約12%減となる約1,603億円
2009年におけるPLM(プロダクト・ライフサイクル・マネジメント)市場規模は、約1,603億円であった。これは、2008年(約1,811億円)に対し、約12%減であった。
米国および欧州の経済がマイナス成長に陥るなか、日本国内においても、輸出型産業を中心に、企業の業績が悪化した。その結果として、設備投資が急速に冷え込み、2008年の夏以降、日本国内のPLM(プロダクト・ライフサイクル・マネジメント)システムメーカー各社の売上は、一気に停滞した。
矢野経済研究所推計
注1:各国企業の決算期をベースとして算出した
注2:メーカー出荷金額ベース
注3:予測は予測値
矢野経済研究所推計
注1:メーカー出荷金額ベース
注2:予測は予測値
PLM(プロダクト・ライフサイクル・マネジメント)の将来予測
【世界市場】2010年は前年比2.5%成長にとどまる見通し
世界経済は緩やかに回復するものの、設備投資の回復には依然として時間がかかり、最終的に2010年のPLM(プロダクト・ライフサイクル・マネジメント)市場は、前年比2.5%程度の成長にとどまるものと予測する。
2010年の世界経済は、中国とインドは好調に推移、米国は緩やかな回復基調にのるものと予測し、日本と欧州は、下げ止まるものの、低調に推移すると見込む。
全世界的にPLM(プロダクト・ライフサイクル・マネジメント)市場が回復し、2008年水準を取り戻すのは、2011年以降になるものと予測する。その時点で、世界経済が本格的に回復し、その結果設備投資も復活するものとみる。ただし、資源価格(原油、鉄、レアメタルなど)の高騰が、製造業の業績を圧迫し、回復に微妙に影響する可能性もある。
【日本市場】世界市場よりも低い2.0%成長と予測、2011年から本格回復へ
日本国内のPLM(プロダクト・ライフサイクル・マネジメント)市場も、今後、ゆるやかに回復していくものと予測する。しかし、2010年のPLM(プロダクト・ライフサイクル・マネジメント)市場は前年比2.0%程度と、全世界よりも低い成長にとどまるものと予測する。
そのため、2008年の水準にまで回復するのは、2012年以降になるものとみる。国内は失業率が高い水準で推移し、民間消費支出は相変わらず低迷しており、内需に対する期待感が乏しい。しかし、製造業全体では、中国や米国の好調さに牽引され、輸出型産業の業績が回復することにより、PLM(プロダクト・ライフサイクル・マネジメント)市場への投資意欲も高まってくると考える。ただし、雇用情勢の一層の悪化、海外景気の下振れ、為替市場の動向などが回復に悪影響を及ぼす可能性がある。
PLM(プロダクト・ライフサイクル・マネジメント)の注目すべき動向
- 製造業の競争力強化にエンタープライズPLMが注目
エンタープライズPLM、つまりERP(エンタープライズ・リソース・プランニング)、SCM(サプライ・チェーン・マネジメント)、CRM(カスタマー・リレーションシップ・マネジメント)といったエンタープライズ・アプリケーションとPLM(プロダクト・ライフサイクル・マネジメント)の連携・統合が現実味を帯びてきた。エンタープライズPLMは、ビジネスという観点からPLM(プロダクト・ライフサイクル・マネジメント)を見た場合には、必ず必要になる。それは、日本の製造業にとっては、不況から脱して、再び競争力をつけるために、次に取り組まなければいけない重要な課題であるといえよう。
- 空洞化が国内PLM(プロダクト・ライフサイクル・マネジメント)市場に縮小圧力
特に、電機・精密機械など、海外に生産が移管している業種では、「設計」、「試作」、「生産準備」および「生産」に関しては、今後は海外が中心になって行われるようになると考える。そのため設計を中心としたPLM(プロダクト・ライフサイクル・マネジメント)は日本国内には残りづらく、一層、エンタープライズPLMが重要になるとみる。
- PLMにもクラウドコンピューティングの波
PLM(プロダクト・ライフサイクル・マネジメント)分野にも、クラウドコンピューティングの波が押し寄せてきており、具体的には、PDMにおけるデータ管理が、まずはクラウドコンピューティングの対象になるとみる。これはビューワ/DMUを出しているメーカーにとっては、大きなビジネスチャンスと考える。用語の解説
矢野経済研究所作成
参考:このレポートに掲載されている主なデータ一覧
- PLM関連売上高予測(日本国内/2007-2013予測)
- 地域別売上高予測(全世界/2007-2013予測)
- アプリケーション別売上高予測(全世界/2007-2013予測)
- PLM関連売上高予測(日本国内/2007-2013予測)
- アプリケーション別売上高予測(日本国内/2007-2013予測)
- 業種別売上高予測(日本国内/メーカー出荷ベース/2007-2013予測)
- 年商別売上高予測(日本国内/メーカー出荷ベース/2007-2013予測)
- パッケージライセンス、サービス別売上高予測(日本国内/メーカー出荷ベース/2007-2013予測)
- PLMの出荷状況(全世界)
- PLM売上高推移(全世界)
- PLM売上高シェア(全世界)
- 地域別売上高の推移
- アプリケーション別売上高の推移(全世界)
- PLMの出荷状況(日本国内)
- PLM売上高推移(日本国内)
- PLM売上高シェア(日本国内)
- アプリケーション別売上高推移(日本国内)
- 業種別売上高の推移(日本国内)
- 顧客企業年商別売上高の推移(日本国内)
- パッケージライセンス、サービス別売上高の推移(日本国内)
…ほか
関連リンク
■類似テーマのレポートサマリ
・製造業向けITビジネスの現状に関する調査結果 2009
・【現地特別レポート】3次元CAD分野における世界最大のイベントSolidWorks WORLD 2009
・ERP及び拡張ソリューションの導入実態に関するユーザ調査結果 2008
・PLM(プロダクト・ライフサイクル・マネジメント)市場に関する調査結果 2008 -PLM市場規模 1兆円に迫る結果に-
- [ソフトウェア]カテゴリ コンテンツ一覧
- [エンタープライズ]カテゴリ コンテンツ一覧
- 2010年レポートサマリー 一覧
- Yano ICT TOPページ *[サイト内キーワード検索]をご利用いただけます
調査対象 PLMソリューションベンダ 16社
調査期間 2010年2月~5月
調査方法 当社専門研究員による直接面談、電話・e-mailによるヒアリングを併用
※PLM(プロダクト・ライフサイクル・マネジメント)とは:開発・生産からメインテナンス、あるいはリサイクルにいたるまでの、製品のライフサイクル全般にわたり管理しようという概念。本調査では、それを実現するためのツールとして、CAD/CAM/CAE、PDM(Product Data Management)、デジタル・ファクトリー、ERP(Enterprise Resource Planning)系の各ツールがあるととらえている。
- レポートサマリーに関するお問い合わせはこちら
- TEL/FAX
東京カスタマーセンター TEL:03-5371-6901 / FAX:03-5371-6970
大阪カスタマーセンター TEL:06-6266-1382 / FAX:06-6266-1422
-
本資料における著作権やその他本資料にかかる一切の権利は、株式会社矢野経済研究所に帰属します。
本資料内容を転載引用等されるにあたっては、弊社広報室までお問合せ下さい。






