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監視カメラ市場動向(世界)に関する調査結果 2009
「監視カメラ市場動向(世界)に関する調査結果 2009」 小見出し一覧
- 世界の主要ブランド監視カメラ市場規模-2009年は落ち込むも2010年から復活
- 監視カメラ市場の注目すべき動向-アジアで新興メーカー乱立、日本メーカーは低価格と高機能で対抗
- 参考:このレポートに掲載されている主なデータ一覧
- 関連リンク
世界の主要ブランド監視カメラ市場規模-2009年は落ち込むも2010年から復活
世界の主要ブランド監視カメラ市場規模は、2005年の4,750千台から2008年には7,200千台まで急増した。世界的に治安悪化が進むなか、産業分野だけでなく市街地等で人の多く集まる場所、および個人宅へも、監視カメラ設置が推進されていることがこの背景にある。
矢野経済研究所では、世界主要ブランド監視カメラ市場の今後の動向(2008~2012年)について、以下のように予測する。
- 2008年の監視カメラ市場動向:
マンションへの監視カメラ導入が進むなど需要分野の拡大を背景に、2008年前半の監視カメラ市場は好調であったが、後半は世界的な不況の影響で縮小した。
- 2009年の監視カメラ市場動向予測:
不況の影響が継続し、2009年の監視カメラ市場規模は6,840千台まで縮小すると見込まれる。
- 2010~2012年の監視カメラ市場動向予測:
監視カメラ市場規模は2010年から持ち直し、2010年に7,080千台、2011年に7,530千台、2012年には8,250千台にまで拡大すると予測する。
2005~2012年までの世界主要ブランド監視カメラ市場規模(アナログ/IP含む)の年平均成長率(CAGR)は8.2%と拡大傾向にある。国内監視カメラ市場は今後も堅調に推移し、世界の監視カメラ市場でも、中国を中心とするアジア、中近東などが好調に推移すると予測する。
監視カメラ市場の注目すべき動向-アジアで新興メーカー乱立、日本メーカーは低価格と高機能で対抗
■低価格を武器に乱立するアジア新興監視カメラメーカー
アジアでは、中小規模の新興監視カメラメーカーが乱立し、ここにきて中国では300社、韓国にも150社、台湾にも数十社のメーカーが監視カメラ市場に参入してきている。現在までのところ、アジアの3カ国だけでこうした中小の監視カメラメーカーが約500社超存在している。
こうした中小の新興監視カメラメーカーは、日本の標準価格では設定されないような低価格(たとえば小売価格で1万円以下など)を武器に世界中に向けて監視カメラを製造・出荷している。こうした監視カメラメーカーはまだ無名ではあるが、約500社の出荷台数を合計すると世界の主要ブランドメーカー38社に匹敵する市場規模に達するものと考えられる。
■日本の監視カメラメーカーは「低価格」「高機能」で差別化
新興監視カメラメーカーの製品は、品質やメンテナンスサービスの面からもまだブランドメーカーの製品には及ばないが、カメラ用センサ、基板がアジアを中心に製造されている現在、こうした中小メーカーの動きは今後もさらに活発化されるものと考える。
日本の監視カメラメーカーはこれまで欧米メーカーと競合してきたが、今後は中国、台湾、韓国などアジアの新興メーカーの低価格製品とも競合していかなければならない状況である。こうしたなか、日本の監視カメラメーカーは、アジアやアフリカ市場向けには低価格製品を投入し、欧米や中近東向けにはメガピクセルIPカメラのような高機能性の訴求や、顔認証のようなインテリジェント機能などを備えた高機能製品を武器に製品の二極化を図り、地域別戦略を展開するものと考えられる。
また、環境問題への世界レベルでの対応が議論されているなかで、消費電力を抑えたエコカメラの開発も今後の世界市場における差別化をする上では重要な要素となると考える。
参考:このレポートに掲載されている主なデータ一覧
- CCD/CMOSカメラ応用製品の需要分野・用途分類
- CCD/CMOSカメラ市場推移予測(世界市場、2007~11年、台数)
- 世界カメラ市場、2007~11年,CCD/CMOS別×需要分野,台数
- 車載カメラのアプリと求められる機能
- 監視カメラシステムの概念図
- 民生カメラ→監視カメラ…技術転用の流れ
- 世界地域別(北米/欧州/日本/アジア他)監視カメラ市場規模推移予測(台数、05~12年)
- 国内監視カメラ市場推移(2005~2012年,台数,アナログ/IP別)
- 2008年国内ブランドメーカ別監視用カメラ出荷台数(アナログ/デジタル別,08年,台数,国内出荷,シェア)
- 国内ブランドメーカ別監視カメラ出荷推移(07/08/09年,台数,国内輸出合計,アナログ/IP計)
- 2008年 監視カメラ国内ブランドメーカ別/地域 (米国/欧州/アジア他、アナログ/IP計) 別販売台数
- 2008年 海外メーカ別監視用カメラ販売台数(アナログ/デジタル別)-AXIS除く
- 世界監視カメラブランドメーカ出荷台数ランキング(08年,アナログ/IP計)
- 監視カメラメーカの相関関係図
- 英国と日本との監視カメラ導入実態比較表
- 世界地域別(北米/欧州/日本/アジア他)IPカメラ比率推移予測(台数,05~12年)
- 監視カメラにおけるCCD/CMOS比率の実態と将来
- 主要メーカの監視カメラ全体に占めるワイドダイナミックレンジ比率(08年度,台数,国内)
- アクシスの世界地域別販売比率
- アクシスのアジア内地域別販売比率
- 日本の監視カメラメーカのサバイバル
- 世界監視カメラ市場で勝負を分ける4つのポイントとそこでの戦い方
- 世界FAカメラ市場推移(05~12年,北米/欧州/日本/アジア他,台数ベース,エリアセンサカメラのみ)
- FAカメラ国内メーカ台数推移と成長率(国内輸出合計,07~09年,台数ベース,エリアセンサ)
- FAカメラ国内メーカ台数推移とシェア(国内輸出合計,07~09年,台数ベース,エリアセンサ)
- 国内産業用カメラメーカ台数推移とシェア(監視/FA/医療別,国内輸出合計,08年,台数ベース,エリアセンサ)
- 国内FAカメラメーカ世界仕向け地別(日本/米国/欧州/アジア他)出荷台数・比率(08年,台数)
- FAカメラの中国への輸出ルート
- 海外FAカメラメーカ出荷台数(08年)
- 国内ラインセンサカメラ市場(国内,06~09年,台数)(液
- 国内ラインセンサカメラ市場(国内,06~09,台数)
- ラインセンサカメラ市場メーカシェア(2008年/09年,国内,台数)
- ラインセンサカメラメーカ各社が考える国内市場動向
- ラインセンサカメラの需要先
- ラインセンサカメラメーカの戦略
- ラインセンサカメラを自社で製造している、と回答したマシンビジョンメーカ9社のマシンビジョン出荷台数
- マシンビジョンメーカ9社のマシンビジョンに使用するラインセンサカメラ台数(2008年)
- UVカメラメーカが考える市場動向
- UVカメラの需要先
- UVカメラメーカの戦略
- 赤外線カメラの監視用途 一覧表
- 赤外線カメラ市場(遠赤外線カメラのみ,台数,07~09年,国内)
- 赤外線カメラ市場メーカシェア(2007年/08年/09年,遠赤外線カメラのみ,国内,台数)
- 赤外線カメラメーカの考える市場動向、戦略
- 世界のナイトビジョン市場プレーヤの関係
- 世界ITSカメラのエリア別シェア2008~12年
- FAカメラメーカのITSカメラに関する考え方
- CMOSカメラセンサの主要メーカシェア(08年、世界ベース、個)
- CCDカメラセンサの主要メーカシェア(08年、世界ベース、個)
- カメラ撮像素子開発の歴史
- CCD 対 CMOS 機能比較表
- 監視カメラ用撮像素子・ASPのプレーヤ
…ほか
関連リンク
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・CCD/CMOSカメラ応用画像・システム機器市場調査結果 2009
・FAカメラ(産業用カメラ)/マシンビジョン市場に関する調査結果 2008
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調査対象 日本・欧州・米国・中国・韓国・台湾の主要ブランド監視カメラメーカー
調査期間 2009年6月~10月
調査方法 当社専門研究員による直接面談及び、電話・e-mail等によるヒアリングを併用
※世界の監視カメラ市場とは:本調査における世界の監視カメラ市場とは撮像素子のCCD/CMOSを内蔵した、アナログ、ならびにネットワークカメラ(IP)を対象とし、市場規模は日本・欧州・米国・中国・韓国・台湾の主要ブランド監視カメラメーカー38社*合計の出荷数量ベースにて算出した。(*日本メーカー21社、欧州メーカー6社、米国メーカー4社、韓国メーカー3社、台湾メーカー4社)
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