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CCD/CMOSカメラ応用画像・システム機器市場調査結果 2009

09/10/06
主要7分野ごとに新たな需要が誕生、今後の成長に大きな期待。
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「CCD/CMOSカメラ応用画像・システム機器市場調査結果 2009」 小見出し一覧

CCD/CMOSカメラ応用画像システム・機器市場の主要7分野

CCD/CMOSカメラはその需要分野・用途を大きく拡大してきている。一例では監視・モニタリング分野におけるインテリジェント化、ビジュアルコミュニケーションにおけるネットブックPCへのカメラ標準搭載、自動車/ITS関連分野での多様なカメラアプリケーション、医療/美容/福祉関連分野における個人使用の可能性などが挙げられる。次世代CCD/CMOSカメラ応用製品は今後の市場拡大が期待される。

【表1】CCD/CMOSカメラ応用システム・機器の主要製品品目および応用分野
【表1】CCD/CMOSカメラ応用システム・機器の主要製品品目および応用分野

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CCD/CMOSカメラ応用画像システム・機器市場動向(主要7分野別)

主要7分野のうち6分野について、CCD/CMOSカメラ応用画像システム・機器市場規模を推計したのが下記の表である(医療/美容/福祉関連分野に関する動向については本文中に記述)。

【表2】主要CCD/CMOSカメラ応用システム・機器の市場規模、平均成長率
【表2】主要CCD/CMOSカメラ応用システム・機器の市場規模、平均成長率

■ホーム用画像システム分野

ホーム用画像システム分野は、日本メーカが最も強い分野である。デジタルカメラやホームビデオにおいては、日本メーカの製品がその技術力の高さによって世界で圧倒的に高いシェアを確保している。日本メーカはさらに高い技術を目指し、デジタルカメラにおける一眼レフカメラや、笑顔検出・手ぶれ防止などの新機能を搭載することで差別化を図り、低価格競争に巻き込まれない市場を築き上げようとしている。一方で、カメラ搭載携帯電話では低価格競争が進み、日本企業が主導するには難しい市場である。

  • デジタル一眼レフカメラ市場規模
    2008年のデジタル一眼レフカメラ市場規模は1,251,000台(メーカ出荷数量ベース)**注で2006年から2008年の年平均成長率は32.1%と高い。デジタルカメラ全体の同年平均成長率は8.6%であることから、一眼レフカメラがデジタルカメラ市場全体の牽引役となっていることがわかる。     (*注:一般社団法人カメラ映像機器工業会データより引用)
  • ホームビデオ市場規模
    2008年のホームビデオ市場規模は1,366,000台(メーカ出荷数量ベース)*注で2005年から2008年の年平均成長率は-3.0%と微減であった。Webとの連携など製品の新たな魅力作りが課題となっている。
  • カメラ搭載携帯電話の世界市場規模
    2008年のカメラ搭載携帯電話の世界市場規模は893,830,000台(メーカ出荷数量ベース)と巨大であり、2006年から2008年の年平均成長率も20.5%と急成長を遂げた。2010年には世界の携帯電話におけるカメラ搭載率は8割を超える見込みである。


■監視・モニタリング分野

監視・モニタリング分野では、企業や店舗における普及率は既に高いが、ここにきて市街地等で人の多く集まる場所への設置が推進されている。また、産業分野だけでなく一般個人用住宅におけるセキュリティ需要も増加してきている。
一方、監視用途だけではなく、店舗の顧客映像とPOSデータを組み合わせ、マーケティングデータとして活用するなど、インテリジェントシステムへの進化も顕在化してきている。こうしたインテリジェントシステムに対応しているのがカメラ内部にIP機能を搭載した通信機能をもつネットワークカメラ(IPカメラ)である。
2008年のネットワークカメラ(IPカメラ)市場規模は300,000台(メーカ出荷数量ベース、見込値)で、2004年から2008年の年平均成長率は49.5%と高い。

■ビジュアルコミュニケーション分野

ビジュアルコミュニケーションでは、世界不況による出張費削減、テロやインフルエンザ対策としての海外出張禁止を背景に国内における会議システム需要が大きく増加した。2008年のテレビ会議システム市場規模は18,500台(メーカ出荷数量ベース、見込値)、2004年から2008年の年平均成長率は13.9%であった。同年のWEB会議システム(ASP型) 市場規模は1,600件(契約企業数ベース、見込値)、2005年から2008年の年平均成長率47.4%であった。
またテレビ電話などを利用するためのパソコンに後付けするWebカメラや、80%以上にカメラが標準搭載されたインターネット活用を主としたネットブックPCなどは、2008年以降さらなる成長が見込まれる。

■個人認証/バイオメトリクス関連分野

個人認証/バイオメトリクス関連分野では虹彩認証、顔貌認証、掌形認証、静脈認証利用システムが対象(指紋認証は除外)で、2007年の市場規模は272,750台(メーカ出荷数量ベース)、2005年から2007年の年平均成長率は182.6%とオフィスセキュリティ機運の高まりなどを受け、大きく伸びた。

■自動車/ITS関連分野

自動車/ITS関連分野では、CCD/CMOSカメラを利用した予防安全や事故発生時の映像記録などのアプリケーションが動き出している。製品価格が高価であるため、現在のところ主に高級車・商用車向けである。一方、小型車クラスまで普及しているのは駐車アシスト用のバックガイドモニタで2008年の市場規模は2,700,000台(メーカ出荷数量ベース)、2006年から2008年の年平均成長率は16.2%であった。
ドライブレコーダは商用車向けに事故発生時の映像記録装置として普及が期待されている。2008年の市場規模200,000台(メーカ出荷数量ベース、見込値)、2006年から2008年の年平均成長率49.9%と急伸した。また、高級車向けには「ミリ波レーダーで衝突を検知した時にシートベルトを巻き上げ、ブレーキアシストを起動する」という予防安全の中核ともいえるプリクラッシュシステムの2008年市場規模は100,000台(メーカ出荷数量ベース)、2006年から2008年の年平均成長率は11.8%と普及してきている。
この他にも「白線を検知してステアリング操作しブザー音で警告する」というレーンキープシステムや夜間走行支援システムのナイトビジョンなどがあり、将来は小型車クラスへの搭載も確実視される。車載用CCD/CMOSカメラ応用システムに対する今後の期待は大きい。

■FA/マシンビジョン分野

FA/マシンビジョン分野は、従来主流であった半導体・電子部品・液晶分野の製造ラインに加えて、自動車が重要な需要分野になってきた。2008年秋以降、世界同時不況の影響で既存分野の需要は鈍化したが、新たに食品、医薬品、太陽光発電、有機ELなどの分野における市場が創出された。
その一方で、各市場ともに小規模であるため、全体としては2008年後半以降急激に縮小し、その結果、2007年レベルまでの回復は2012年になるものと考えられる。

■医療/美容/福祉関連分野

2009年において最も注目されているのは医療/美容/福祉関連分野であり、今後の高齢化社会を背景に様々な用途が期待されている。
一例では医療分野において、従来CCD/CMOSカメラは主に病院における大型診断機器に搭載され、医師や検査技師により使用されるものであったが、今後はカプセル内視鏡やヘルスケアチップなど、小型化や使い捨て機器として使用される可能性が高く、また将来的には患者個人がこうした機器を使用し、データのみを転送するといった利用方法もあると考える。こうしたことを背景に医療分野におけるCCD/CMOSカメラ利用は急増する可能性もあると考える。 

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参考:このレポートに掲載されている主なデータ一覧

  • 世界ホームビデオ(ビデオ一体型カメラ)需要推移予測(2005~2013年)
  • メーカ各社のホームビデオ向けインテリジェント機能-効果と特徴-
  • ホームビデオのハイビジョン比率推移予測(2007年~10年)
  • 世界の地域別デジタルカメラ出荷台数~2011年予測
  • 世界の地域別デジタル一眼レフカメラ出荷台数~2011年予測
  • メーカ8社のデジカメ向けインテリジェント機能-効果と特徴-
  • カメラ搭載携帯電話画素数別出荷台数実績・予測(2006~2015年)
  • テレビゲームハード・機種別国内出荷数量(2006~2008年)
  • テレビドアホン国内生産実績推移(1994~2008年、金額ベース)
  • 2008年3月度インターホン用途別生産統計(国内/輸出,住宅用/業務用,他)
  • 2007年度住宅用テレビ付きインターホンの生産数量
  • 用途別着工建築物の床面積推移(1998~2007年)
  • 非居住用建築物の使途別着工建築物 床面積推移(2003~2007年)
  • マンション新規供給戸数とストック戸数推定/住宅着工総戸数、マンション販売戸数(1998~2008年)
  • 住宅関連侵入盗/強制わいせつの認知数推移(1998~2008年)
  • 公園の区分
  • 全国の公園施設の推移(1998~2008年)
  • 路上犯罪の認知数推移(1999~2008年)
  • 駐車場の区分
  • 主な駐車場会社の管理駐車場台数(08年8月)
  • ガソリンスタンドの施設数推移と給油所荒らし推移(1999~2007年度)
  • 給油場施設数とセルフSS数推移(1999~2007年度)
  • 消費者金融業者別/無人契約機導入状況(2007年3月、2008年3月)
  • 開設年別立地別SC数(~2007年)
  • SC売上高推移と全小売業占有率(1982~2008年)
  • CVS事業所数の推移(1991~2007年)
  • CVSの全国小売業に占める地位(1999~2007年)
  • 業態別小売商店数の推移(1994~2007年)
  • 百貨店出店数の推移(1994年~2007年)
  • 薬局・薬店数の推移(1986~2007年度)
  • 薬局・薬店数の推移(1998~2007年度)
  • ホームセンター市場の市場規模推移(2000~2008年度)
  • ホームセンター2007年度売上高(上位10社)
  • パチンコ営業所数の推移(2001~2008年)
  • 2007年度のセキュリティシステムの販売額ランキングとメーカシェア
  • カラオケスタジオの参加人口と施設数の推移(1995~2007年)
  • ゲームセンター等営業の営業所数及び遊技機設置台数の推移(2001~2008年)
  • AVレンタル店対象窃盗事件認知推移(2000~2008年)
  • 自動販売機の生産・単位推移(1999~2008年)
  • 自動販売機の普及台数と自販機荒らしの推移(1999~2008年)
  • 外食産業部門別市場規模推移(2003~2008年)
  • 外食産業の店舗数推移(2003~2008年)
  • 外食産業市場規模と店舗数推移(2003~2008年)
  • 外食産業部門別 主要参入企業と主な店名
  • 飲食店の窃盗事件認知件数推移(2000~2008年)
  • ホテルの総数推移(1994~2007年度)
  • 旅館の総数推移(1994~2007年度)
  • 病床の規模別にみた施設数及び構成割合の年次推移(2001~2007年)
  • 老人関係施設の施設数推移(1990~2007年)
  • 種類別施設・住宅の介護対応
  • 学校施設数の推移(幼稚園を除く)(1997~2008年)
  • セコム、ALSOKの学校向けセキュリティシステム
  • 保育園・幼稚園の施設数推移(1995~2007年)
  • 保育所の定員・利用児童者数の状況(2008年)
  • 託児・保育の市場規模推移2001~2005年)
  • 語学学校市場の規模推移(2002~2008年)
  • 首都圏におけるペット飼育可能なマンションの普及率(2000~2007年)
  • 犬・猫の飼育頭数(1997~2008年)
  • 建設機械生産実績推移 台数ベース(2000~2008年)
  • 警備業者数と警備員数の推移(2004~2008年)
  • 警備保障市場売上規模の推移(2004~2008年)
  • バイオメトリクス市場全体の国内市場規模推移と需要予測(2005~2010年)
  • 身体的特徴で認証を行うバイオメトリクスの主な種類と認識技術
  • 世界の地域別半導体市場規模の推移(2003~2011年予測)
  • FPDパネル製造装置の日本製装置販売高推移と予測(2002~2011年度予測)
  • FPD製造装置の日本市場販売高推移と予測(2002~2011年度予測)
  • エリアマシンビジョン汎用 筐体タイプ(50万円以下)の出荷台数推移
  • エリアマシンビジョン汎用 筐体タイプ(50~100万円)の出荷台数推移
  • エリアマシンビジョン汎用 筐体タイプ(100万円以上)の出荷台数推移
  • マシンビジョン向け画像ボードの出荷台数推移
  • マシンビジョン向けソフトウェアの出荷本数推移
  • 工業用内視鏡市場規模推移(2008~2009年)
  • 工業用内視鏡2008年メーカシェア(台数ベース)
  • 工業用内視鏡参入メーカの製品と特徴
  • FA用マイクロスコープ市場規模推移(2008~2009年)
  • FA用マイクロスコープ2008年メーカシェア(台数ベース)
  • FA用マイクロスコープ参入メーカの製品と特徴
  • 工業用顕微鏡の区分
  • 工業用測定顕微鏡市場規模推移(2008~2009年)
  • 工業用測定顕微鏡2008年メーカシェア(台数ベース)
  • ロボット産業の分野別応用システム
  • マニュピレータ、ロボット統計・2008年1~12月生産・出荷(用途別)
  • 産業用ロボット市場の年間推移表(会員+非会員)(1992~2008年)
  • 配管メンテナンスシステムの歴史
  • 配管検査技術の分類
  • 自走式配管検査システム市場規模推移(2008~2009年)
  • 自走式配管検査システム2008年メーカシェア(台数ベース)
  • 自走式配管検査システム、管補修システム参入メーカの製品と特徴
  • 3Dスキャナ市場規模推移(2008~2009年)
  • 3Dスキャナ2008年メーカシェア(金額ベース)
  • 3Dスキャナ参入メーカの製品と特徴
  • ステレオ画像処理参入メーカの製品と特徴
  • 動作解析システム市場規模推移(2008~2009年)
  • 動作解析システム2008年メーカシェア(台数ベース)
  • 動作解析システム参入メーカの製品と特徴
  • モーションキャプチャ参入メーカの製品と特徴
  • 視線計測システム市場規模推移(2008~2009年)
  • 視線計測システム2008年メーカシェア(台数ベース)
  • 視線計測システム参入メーカの製品と特徴
  • 視線操作システム参入メーカの製品と特徴
  • 2007年度大手3社のタイプ別実績
  • カプセル内視鏡単体の推移(日本国内)(2007~2008年)
  • 内視鏡(システム)実績及び予測(2000~2012年度)
  • 内視鏡(システム)2007年度メーカ(販売元)別金額シェア
  • 内視鏡下外科手術 ビデオカメラ実績及び予測(2000~2012年度)
  • ビデオカメラ2007年度メーカ(販売元)別台数シェア
  • 在宅ヘルスケアサービス参入メーカの製品と特徴
  • 徘徊者保護システム参入メーカの製品と特徴
  • ネットワークカメラ出荷台数推移(国内/海外別、02~10年、台数ベース)
  • テレビ会議システム出荷台数推移(国内/海外別、02~10年、台数ベース)
  • WEB会議システム出荷推移
  • 2008年度PCカメラ市場メーカシェア
  • デジタルサイネージ市場規模推移(2007~2009年度)
  • バックガイドモニタの生産台数及び予測推移(2006~2012年)
  • ドライブレコーダの生産台数及び予測推移(2006~2012年)
  • アダプティブクルーズコントロールの生産台数及び予測推移(2006~2012年)
  • プリクラッシュシステムの生産台数及び予測推移(2006~2012年)
  • レーンキープシステムの生産台数及び予測推移(2006~2012年)
  • ナイトビジョン生産台数及び予測推移(2006~2012年)
  • 居眠り防止装置の生産台数及び予測推移(2006~2012年)
  • ブラインドスポット警告システムの生産台数及び予測推移(2006~2012年)
  • アミューズメントベンダ製品販売高推移
  • 2007年度アミューズメントベンダの構成別販売高
  • アミューズメントベンダのオペレーション売上高推移と
  • パーソナルロボットの総市場規模予測(2004~2015年度)
  • パーソナルロボット主要参入メーカ
  • AR参入、開発メーカの製品と特徴
  • AR技術の活用事例

…ほか

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調査要綱

調査対象 CCD/CMOSカメラ応用画像・システム機器メーカ660社
調査期間 2009年6月~9月
調査方法 当社専門研究員による直接面談及び、電話・e-mail等によるヒアリング、社内蓄積データを併用

※CCD/CMOSカメラ応用画像・システム機器市場とは:本調査では撮像素子のCCD/CMOSを内蔵したカメラを使用した画像システムや機器を対象とし、主要応用分野として、「ホーム画像システム分野」、「監視・モニタリング分野」、「ビジュアルコミュニケーション分野」、「個人認証/バイオメトリクス関連分野」、「自動車/ITS関連分野」、「FA/マシンビジョン分野」、「医療/美容/福祉関連分野」の7分野に分類し、分析した。

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