Yz Report - 最新市場調査レポートサマリー -
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FX(外国為替証拠金取引)レバレッジ規制に対する投資家2,665名の声【第2回】

09/06/01
FX投資家2,665名を対象としたアンケート結果、第2回は「リスクが高いと感じる取引」について。
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政府は現在、投資家保護を目的として、FX(外国為替証拠金取引)業者に対する新たな法規制強化を検討している。2009年5月に明らかにされたその規制内容は、「顧客資産の信託保全」「ロスカットルールの導入」等といったものであった。
さらに政府は、投資家がFX(外国為替証拠金取引)取引を行なう際に掛ける証拠金倍率(レバレッジ)に対しても、上限25倍程度といった規制導入を検討している。

果たして、こうしたFX(外国為替証拠金取引)レバレッジ規制の基準は、現状の投資家の投資実態に合致しているのだろうか? また、FX(外国為替証拠金取引)投資家は実際のところ、いかなる反応を示しているのだろうか-矢野経済研究所では今回、FX(外国為替証拠金取引)投資家2,665名を対象として「レバレッジ規制への意識調査」を実施した。以下、その結果を計4回にわたって報告する。今回はその第2回。

FX投資家アンケート(4)-リスクが高いと感じる取引とは

  • FX投資家の46.5%が、「200~400倍」でのレバレッジは高いと感じている。
  • 「100倍程度」で高いと感じているFX投資家は1割程度しかいない。
FX投資家アンケート:リスクが高いと感じる取引とは?
  • 通常「200倍以上」でメイン取引しているFX投資家は437名(全体の16.5%)で、このうち取引歴が長いFX投資家ほど高いレバレッジで取引する割合が増える傾向にある。
  • 従って、200倍以上で取引しているFX投資家では、他の投資家層より「500倍以上」でのレバレッジでリスクが高いと感じる割合が非常に高くなる。
FX投資家アンケート:リスクが高いと感じる取引とは?(メイン取引のレバレッジ別)
  • 図10に示した6つの取引例のうち、FX投資家の過半数以上が「2」「6」の取引でリスクが高いと感じている。
  • いずれもレバレッジは100倍、200倍であるが、「1」のように、レバレッジ100倍でも15.6%のFX投資家しかリスクの高さを感じない取引もある。
  • 「4」「5」のように、20倍・40倍の取引より「3」の10倍の取引の方が、リスクが高いと感じさせるケースもある。
  • 従って、FX投資家にとってリスクが高いと感じる要因は、レバレッジだけではなく取引の仕方や毀損する元本の額や割合、自己資金等々の要素が複合しているのではないかと推察される。
FX投資家アンケート:リスクが高いと感じる取引ケース
  • 「レバレッジを高めるとリスクも高まる」と考えているFX投資家は、22.1%。
  • 「レバレッジを高めてもリスクは高くならない」「どちらともいえない」とするFX投資家は合わせて77.5%。
  • FX取引歴別に見ると、FX取引歴が短い投資家は「高レバレッジ=高リスク」と感じ、FX取引歴が長いFX投資家では「レバレッジとリスクはさほど関係がない」と感じる傾向にある。
  • 図11の「レバレッジを高めてもリスクは高くならない」(1,229名)と「どちらともいえない」(838名)と回答したFX投資家のうち、その理由として、過半数以上のFX投資家が「レバレッジは投資効率の問題」「リスクは投資額や取引額で変わる」からとしている。
FX投資家アンケート:レバレッジとリスクの高さとの関係(どう考えるか)
調査要綱

調査対象 現在投資を行っている全国の20代から60代以上の男女で、投資歴は半年未満から5年以上の外国為替証拠金取引(FX(外国為替証拠金取引))投資家 *詳細は表1参照
調査期間 2009年5月1日~18日
調査方法 FOREX PRESS(FX(外国為替証拠金取引)専門サイト)及びFX(外国為替証拠金取引)企業サイトを通じ、インターネットによるアンケート調査(有効回答数:2,665名)

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