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ユーザ企業のIT投資実態に関する調査結果 2009
「ユーザ企業のIT投資実態に関する調査結果 2009」 小見出し一覧
2008年度~2010年度IT投資額の内容別構成比の推移
下図のとおり、「SaaS(またはASP)」「運用・保守アウトソーシング」が2010年度にかけて安定的に伸張する見込みという調査結果となった。ユーザ企業がコアコンピタンスへの集中を強め、ITシステムに関しても「所有」から「利用」へシフトを図っていることが、「SaaS(またはASP)」「運用・保守アウトソーシング」の構成比が増加した要因であると推測する。ただし、「SaaS(またはASP)」の2010年度の構成比見込みは1.5%と低く、その普及には相応な年数が必要と考える。
矢野経済研究所作成
注1: 集計対象社数677社、単回答
2008年度~2010年度の「SaaS(またはASP)」構成比推移
2008年度~2010年度のIT投資における「SaaS(またはASP)」構成比(業種別/売上高規模別)は、以下のようになった。
矢野経済研究所作成
注1: 集計対象社数677社、単回答
業種別の2008年度~2010年度の「SaaS(またはASP)」の構成比の推移(表1)を見て分かるとおり、2009年度、2010年度ともに「SaaS(またはASP)」の構成比が増加する見込みの業種は「加工製造業」「サービス」「公共」という結果となった。 業種別以外の集計結果でも、2010年度の「SaaS(またはASP)」構成比が2008年度の構成比よりも低い回答結果は少なく、総じてSaaSの構成比の増加が見込める結果となった。しかしながら、大幅な伸びを見込んだ回答は見られなかった。
そのなかで、今後の「SaaS(またはASP)」の構成比の伸びが比較的大きいのは、売上高規模などの規模の指標が大きな企業であった(表2参照)。
以上から、今後SaaSは、規模の大きな企業で試験的に導入が開始され、その効果がはっきりと認識されたときに普及のスピードが上がっていくだろうことが推測できる。ただし、それまでには、相応の年数が必要になると考えられる。
参考:このレポートに掲載されている主なデータ一覧
- IT投資の用途別構成比推移
- IT投資の目的(優先順位1位)-新規IT投資額別集計
- IT投資の製品別構成比推移
- IT投資の目的(優先順位1位)-全体/業種別/売上高規模別/社内システム部門人数別集計
- 海外拠点への投資-全体/業種別/営業利益高規模別/社内システム部門人数別集計
- 部門別IT投資-全体/業種別/営業利益高規模別集計
- ハードウェアへの投資-全体/業種別/売上高規模別集計
- ソフトウェアへの投資(予定投資額順位1位)
- ソフトウェアへの投資-全体/業種別/売上高規模別集計
- 現在取引のあるSI/ITベンダ-全体/業種別/売上高伸び率別/営業利益率別集計
- SI/ITベンダを選択した理由-全体/SI・ITベンダ別/業種別/社内システム部門人数別集計
- コストの評価-業種別/売上高伸び率別/社内システム部門人数別/SI・ITベンダ別集計集計
- 対応のスピード-業種別/売上高規模別/従業員数別/SI・ITベンダ別集計集計
- 選択基準(予定投資額順位1位)-ソフトウェア別投資
- 導入形態(予定投資額順位1位)-ソフトウェア別投資
- 選択理由(優先順位1位)」-SI/ITベンダ別集計
- コンサルティング力の評価-SI/ITベンダ別集計
- ソリューション提案力の評価-SI/ITベンダ別集計
- 技術力の評価-SI/ITベンダ別集計
- サポート体制の評価-SI/ITベンダ別集計
…ほか
関連リンク
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調査対象 国内企業677社
調査期間 2008年12月~2009月1月
調査方法 郵送及びWebによるアンケート調査
※SaaS(Software as a Service)とは:ソフトウェアを、ネットワークを通じてサービスとして提供する形態のこと。ここではASP(Application Service Provider)も同義とする。
本調査では国内企業677社を対象に、2007年度のIT投資額や2008年度~2010年度のIT投資額見込み等のアンケート調査を実施した。本レポートでは、各回答結果を、業種別、売上高規模別、売上高伸び率別、営業利益高規模別、営業利益高伸び率別、営業利益率別、従業員数規模別、社内システム部門人数別、情報システム子会社の有無別の9つの項目で集計した。そのうち、ここでは特に2008~2010年度の「IT投資額の内容別構成比」及び「SaaS(またはASP)」の業種別、売上高規模別の集計結果ついて取り上げた。
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