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レポートサマリー

2017.08.09
プリンタ世界市場に関する調査を実施(2017年)

担当者:小山 博子

プリンタ世界市場の出荷概況と将来予測

2016年度のプリンタ(出力機器)世界出荷台数は前年度比97.0%の1億40万台、同出荷金額は同94.9%の5兆9,500億円(いずれもメーカー出荷ベース)となった。
2016年度は中国経済の減速に加えて、アメリカやユーロ圏の企業の一部に弱めの動きが広がったことで先行き不透明な景況感が漂ったことや、為替変動によるリスクが影響し、市場は縮小した。分野別に世界市場を見ると、オフィス向けプリンタは大容量インクタンク搭載プリンタが好調ではあるものの、単価が下落傾向にある機器も多く、オフィス向け全体としては伸び悩んでいる。一方、業務用/産業向けプリンタは2016年度も総じて好調で、同分野を注力分野のひとつとしているプリンタメーカーは増加基調にある。プロダクションプリンタなどでは、高生産性機種や高付加価値機へのシフトが進んでいる。
2016年度下期に入ると、中国経済には持ち直しの動きが見られるようになったが、民間企業のおける設備投資の伸びは弱く、また、アメリカの政策動向やユーロ圏の景況感は不安定であることから2017年度も経済成長の鈍化が見込まれる。これらの状況を踏まえ、2017年度のプリンタ世界出荷台数を前年度比98.0%の9,840万台、同出荷金額は同97.5%の5兆8,000億円(いずれもメーカー出荷ベース)と予測する。
なお、日本国内におけるプリンタ(出力機器)市場は、GDPこそ堅調に推移したものの、為替レートが円高に動いたことなどにより企業の設備投資に慎重さが見られたことで、世界市場同様に縮小した。オフィス向けプリンタでは、コストなどの面から社内向け資料の出力にインクジェットプリンタを利用する企業が国内でも増加傾向にあり、ビジネスインクジェットプリンタが好調である。

【図表:プリンタ(出力機器)世界市場予測】

【図表:プリンタ(出力機器)世界市場予測】

矢野経済研究所推計

注:出荷台数、出荷金額ともにメーカー出荷ベース
注:2017年度以降は予測値
注:オフィス向け(ページプリンタ【中-低速】、MFP【複合機/複写機】、インクジェットプリンタ)、業務用/産業向け(シリアル・インパクト・ドット・マトリクスプリンタ【SIDM】、ライン・インパクト・ドットプリンタ、プロダクションプリンタ、LFP(Large Format Printer:大判プリンタ)、コンシューマ向け(フォトプリンタ・インクジェットプリンタ)の各機器を対象とした。
注:プロダクションプリンタは、従来のデジタル印刷機に、ページプリンタ【高速】などトランザクション系プリンタを加えて算出した。

プリンタ世界市場の注目すべき動向~デジタルラベル印刷機

2016年6月に開催されたdrupa2016(独・デュッセルドルフで4年に1回開催される印刷総合見本市)の好影響を受け、2016年度のデジタルラベル印刷機の世界出荷台数(メーカー出荷ベース)は前年度比114.0%の980台と順調に成長した。
近年、商業印刷分野に加えてデジタルプリンタ市場で特に注目されているのが、デジタルラベル印刷機で、各印刷機メーカーも需要先のターゲットを商業印刷分野から産業軽印刷分野へと間口を広げている。市場活性化の一因には、インクジェット専用のデジタルラベル印刷機が数多く発売されたことなどが挙げられる。
しかしそれ以上にデジタルラベル印刷機市場は、他の商業印刷と比較して、利用されているラベル印刷機のデジタル化率が低く、ユーザー側のデジタル化に対する期待値が大きいことで注目されている。デジタルラベル印刷機市場の大幅成長のトレンドは今後も続き、2021年度の同出荷台数は、1,550台に、出荷金額は570億円に達すると予測する。
なお、日本国内においても、デジタルラベル印刷機は世界市場同様に好調で、2017年度以降も成長トレンドが続く見通しである。その用途もコーション(警告)ラベルや貼付ラベル、工業用ラベル、医療用ラベルに加え、一般のアパレルタグや洋酒・日本酒・ワインのボトルラベル、銘板(仕様表示)ラベルなどに拡大している。

【図表:デジタルラベル印刷機世界市場予測】

【デジタルラベル印刷機世界市場予測】

矢野経済研究所推計

注:出荷台数、出荷金額ともにメーカー出荷ベース
注:2017年度以降は予測値
注:デジタルラベル印刷機世界市場は、プリンタ(出力機器)世界市場の内数

調査要綱

調査期間:2017年4月~7月
調査対象:プリンタ(出力機器)メーカー・販売店/パートナー・各種部材メーカー
調査方法:当社専門研究員による直接面談、電話・e-mailによるヒアリング、ならびに文献調査併用

※プリンタとは:本調査におけるプリンタ(出力機器)とは、オフィス向け(ページプリンタ【中-低速】、MFP【複合機/複写機】、インクジェットプリンタ)、業務用/産業向け(シリアル・インパクト・ドット・マトリクスプリンタ【SIDM】、ライン・インパクト・ドットプリンタ、プロダクションプリンタ、LFP(Large Format Printer:大判プリンタ)、コンシューマ向け(フォトプリンタ・インクジェットプリンタ)の各機器を対象とした。
また、プロダクションプリンタは、従来のデジタル印刷機に、ページプリンタ【高速】などトランザクション系プリンタを加えて算出した。

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